札幌で大腸カメラや大腸内視鏡検査をするなら【さっぽろ駅前内科・内視鏡クリニック】

メニュー

ピロリ菌

ピロリ菌
投稿日
2025.02.21
更新日
2025.02.21

 

ピロリ菌とは

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の粘膜に生息する細菌であり、慢性的な胃炎や胃がんを引き起こす原因と考えられています。ヘリコバクター・ピロリは、胃酸という強酸性の環境にも耐えられる特殊な性質を持っています。そのため、胃の中でも生息することが可能となります。

ピロリ菌は、主に幼少期に感染し、長期間にわたって胃に居座ることが多いとされています。日本では以前、井戸水などの衛生環境の問題からピロリ菌感染率が高かったものの、最近は改善されつつあります。しかし、未だに中高年層を中心に多くの感染者が存在すると言われています。

ピロリ菌感染を放置していると、胃潰瘍や胃がんのリスクを高める可能性があるため、早期の診断と治療が重要と言われています。不安や疑問がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ピロリ菌感染の症状

ピロリ菌感染そのものは、初期段階では無症状であることがほとんどです。しかし、長期間の感染が続くと、胃の粘膜に慢性的な炎症が起こり、さまざまな症状が現れることがあります。

ピロリ菌感染が原因による症状

・胃痛: 胃の内部で炎症が進行することで痛みが生じやすく、特に空腹時に痛みを感じることが多いとされています。

・胸やけやげっぷ: 胃酸の逆流や胃粘膜の炎症が原因となり、胸やけや頻繁なげっぷを伴う場合があります。

・食欲不振や吐き気: 胃の不快感や炎症が悪化すると、食事が進まないことや吐き気を訴えることがあります。

・黒色便や血便: ピロリ菌感染が原因で胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こすことがあります。胃潰瘍や十二指腸潰瘍が生じた場合には、黒い便が出ることがあります。

症状が軽度の場合、自覚しにくいこともありますが、ピロリ菌感染を放置すると重篤な合併症を引き起こす可能性があるため、早期に胃カメラ検査を行うことが重要となります。

ピロリ菌感染の原因

ピロリ菌感染の主な原因は、幼少期における家庭内での感染とされています。衛生状態が十分でない環境では、親から子へ、あるいは兄弟間での感染が発生しやすいと考えられています。

家庭内感染: 親や兄弟から唾液を介して感染するケースが多いです。これは、箸やスプーンの共有、口移しでの食事提供などが原因となることがあります。

汚染された飲料水や食物: 衛生管理が不十分な環境では、ピロリ菌が混入した飲料水や食物を摂取することで感染する可能性があります。

不衛生な生活環境: トイレや手洗いの不足など、衛生状態が良くない環境も感染のリスクを高めます。

日本におけるピロリ菌感染者は、特に高齢者で割合が高く、幼少期の衛生環境が大きな要因とされています。

ピロリ菌感染と胃がんの関係

ピロリ菌感染は、胃がんの発症リスクを高めることが医学的に証明されています。ピロリ菌が胃粘膜に感染すると、胃の炎症を引き起こし、胃の慢性化することで胃の細胞に異常が生じる可能性があります。

この過程で、萎縮性胃炎や腸上皮化生などの前癌病変が進行し、最終的に胃がんを発症するリスクが高まります。特に、以下の要因が組み合わさると、リスクはさらに高くなるとされています。

・長期にわたるピロリ菌感染

・胃潰瘍や十二指腸潰瘍の既往歴

・喫煙や過度な飲酒などの生活習慣

ピロリ菌の除菌治療を行うことで、胃がんのリスクを大幅に低下させることができるため、早期の診断と治療が推奨されます。

ピロリ菌除菌の方法

ピロリ菌の除菌治療は、現在では非常に一般的で安全な治療法とされています。最も一般的なのは3剤併用療法で、以下の薬剤を1週間服用します。

・プロトンポンプ阻害薬(PPI): 胃酸の分泌を抑え、抗生物質の効果を高めます。

・2種類の抗生物質: アモキシシリンやクラリスロマイシンなどを使用します。

これらの治療法の成功率は高く、約90%の患者さんで除菌が成功します。ただし、薬剤耐性菌の影響で、除菌がうまくいかない場合もあるため、その場合は別の抗生物質を使用した再治療が行われます。

ピロリ菌除菌後には、胃カメラ検査・尿素呼気試験・便中抗原検査を行い、除菌の成功を確認します。

ピロリ菌感染の検査方法

尿素呼気試験

尿素呼気試験は、ピロリ菌が尿素を分解してアンモニアや二酸化炭素を生成する性質を利用したものです。専用の薬剤を服用した後、息を採取するだけで簡単に検査が行えるため、体への負担が少なく、ピロリ菌感染の有無を高精度で判定できます。特に、ピロリ菌除菌治療後の効果判定にも広く用いられています。

胃カメラ検査

ピロリ菌感染の診断で最も一般的な検査は上部消化管内視鏡検査(胃カメラ検査)であり、食道、胃、十二指腸を直接観察することができる検査となります。胃カメラを使って食道、胃、十二指腸を確認し、必要に応じて組織を採取する(生検)ことで、病理診断が可能となります。これによりピロリ菌感染の有無を正確に診断することができます。

胃カメラ検査とは

胃カメラ検査の特徴

当院では、患者さんの負担を軽減するため、さまざまな工夫を行っています。

①経験豊富な医師による胃カメラ検査
当院では年間2,000件以上の胃カメラ検査を実施しております。患者様に安心して胃カメラ検査を受けて頂けるようにひとり一人に最適な検査を実施させていただきます。

②吐き気の少ない検査
風邪をひいたときの診察で、舌の奥をヘラみたいなもので押されて「オエッ」となりそうな経験をしたことがあると思います。これを咽頭反射(いんとうはんしゃ)といいますが、口から内視鏡を入れる場合は、多少なりともこうした咽頭反射が起こります。

ところが、鼻から入れる場合は内視鏡が舌の根元に触れないので、ほとんど吐き気をもよおすことなく検査を受けることができます。

③負担を抑えた短時間の胃カメラ検査
胃カメラ検査自体の時間は5〜10分程度で終了します。検査後の休憩時間を含めても、40分~1時間ほどで終了となります。

④経鼻内視鏡検査
当院では鼻からの胃カメラ検査を実施しております。鼻から内視鏡を挿入することで嘔吐反射が少なく、楽に検査を受けていただけます

➄細いカメラの使用
鼻から行うカメラのスコープは極細径スコープで、太さはわずか5.0-6.0mmで、今までの口から行う内視鏡スコープのおよそ半分の先端径による『経鼻内視鏡』です。更に鼻の中の屈曲に適したしなやかさがあり、無理なく検査を行うことができます。

また、鼻からの挿入が困難で、口からの検査に変更した場合でも、従来の胃カメラより細いため、検査による苦痛がかなり軽減されます。

⑥検査中に会話ができる胃カメラ検査
口から内視鏡を入れると、口がふさがってしまうために検査中は話ができません。

しかし、鼻から入れる場合は口を自由に動かせますので、検査をしている医師と「痛くありませんか?」「はい、大丈夫です」というような会話ができます。

気になったことをその場で確認できるので、安心して検査を受けられます。

➆身体にやさしい検査
鼻からの内視鏡では、薬を鼻腔(びくう)へスプレーをして鼻を通りやすくし、また局部麻酔を行いますが、鼻の中に注射するようなことはありません。麻酔に用いる薬が少量であるため、体への負担も少なく、検査終了後30-60分で水を飲んだり食事をしたり、車を運転することもできます。

⑧眠ってできる胃カメラ検査
胃カメラ検査中の不快感を軽減するために、鎮静剤の使用が可能となります。意識がぼんやりとした状態で検査を受けることができるため、リラックスして検査を受けられます。ご希望の方はお気軽にご相談ください。

胃カメラ検査のご相談

胃カメラ検査の流れ

①検査前の問診:症状や既往歴、現在服用中のお薬について確認いたします。

②鎮静剤の選択:希望に応じて鎮静剤の使用が可能です。

③検査の実施:経鼻または経口で内視鏡を挿入し、胃や食道、十二指腸の粘膜を観察します。

④検査後の説明:検査結果について医師から説明いたします。また、必要に応じて治療方針についてもご相談いただけます。

御帰宅:検査後の休憩時間を経て、問題なければお帰りいただけます。

ピロリ菌感染に関するご相談

当院では、経験豊富な医師によるピロリ菌感染に関するご相談を実施しております。ホームページまたはお電話にて診察のご予約が可能となります。

些細な症状でも北海道札幌市中央区北7条西5丁目7−6 札幌北スカイビル 4階にあるさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。(電話:011-700-1110)

ピロリ菌感染の診察予約

この記事を書いた人

近間 威彦
近間 威彦
ちかま たけひこ

がんで亡くなる人をゼロにしたい
早期発見できれば完治できる可能性が高いと言われる胃がん・大腸がん。それなのにがんで亡くなる方が年々増えています。1人でも多くの方に検査を受けていただくことで、がんで亡くなってしまう方を減らせるはず。胃がんや大腸がんで亡くなる方を、本当に・・ゼロにしたいと思っているのです。大腸内視鏡検査で辛い思いをしたことがある人も、初めて検査を受けられる方も安心して当院に来ていただければと思います。まずはどうぞお気軽に、相談だけでもしてみてください。

【所属学会・資格】
● 日本外科学会認定医
● 内痔核4段階注射認定医
● 日本外科学会
● 日本臨床外科学会
● 日本消化器病学会
● 日本大腸肛門病学会
● 日本消化器内視鏡学会
● 日本消化器がん検診学会

コラム一覧へ戻る

アクセス access

さっぽろ駅前内科・内視鏡クリニック

〒060-0807
札幌市北区北7条西5丁目7-6
第27ビッグ 札幌北スカイビル 4階

JR札幌駅より徒歩3分

GoogleMapで開く