



当院では内視鏡技術を磨き続けて20年以上の内視鏡医が虚血性腸炎に対する治療や検査を実施しております。患者様の状態にあわせて適切な虚血性腸炎の治療方法をご提案させていただきます。
虚血性腸炎以外でも、血便、下痢、腹痛、便秘、胃もたれ、胸やけなどでお悩みの方は札幌市北区にあるさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。
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虚血性腸炎とは、大腸に流れる血流が一時的に低下することで、大腸の粘膜に炎症や傷が生じる病気です。特に左側の大腸、なかでも下行結腸やS状結腸に起こりやすいとされています。
比較的突然発症することが多く、腹痛や下痢、血便をきっかけに気がつくことが多いともいわれています。特に高齢の方に多い傾向がありますが、便秘や脱水、強いいきみ、血流低下を起こしやすい体調変化などが関与し、若い方でも発症することがあります。
多くは一過性で、適切な治療によって改善が期待できる病気ですが、重症化すると腸の深い部分まで障害が及ぶこともあるため、症状がある場合には早めの受診が大切となります。
虚血性腸炎の代表的な症状は、突然の腹痛、下痢、血便となります。特に、急にお腹が痛くなった後に便意を感じ、その後に赤い血液が混じった便が出るという症状が生じます。
腹痛は左下腹部を中心に起こることが多いですが、痛みの程度には個人差があり、軽い違和感程度のこともあれば、強い痛みとして感じられることもあります。
また、下痢や軟便を伴うことも多く、吐き気や腹部膨満感を自覚する方もおられます。症状が軽い場合には自然に落ち着くこともありますが、出血が続く場合や痛みが強い場合には注意が必要となります。
虚血性腸炎は、大腸の一部に十分な血液が届かなくなることで起こります。背景には、動脈硬化による血流低下、脱水、便秘、急激な血圧低下、強いいきみなどが関与していると考えられています。
特に高齢の方では血管そのものが硬くなっていることがあり、わずかな血流変化でも腸に負担がかかりやすくなります。また、便秘によって腸の内圧が高まることも発症の一因となることがあります。
さらに、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病をお持ちの方では血管の状態が影響しやすく、虚血性腸炎のリスクが高まることもあります。
しかし、必ずしもひとつの原因だけで起こるわけではなく、複数の要因が重なって発症すると考えられています。
虚血性腸炎の診断では、まず症状の出方や経過を丁寧に確認することが重要となります。突然の腹痛、下痢、血便などの症状がみられる場合には、虚血性腸炎が疑われます。そのうえで、血液検査により炎症の程度や貧血の有無、脱水の状態などを確認します。
さらに、確定診断に重要となるのが大腸内視鏡検査となります。内視鏡によって大腸粘膜の腫れや赤み、びらん、潰瘍などの特徴的な変化を直接観察することができます。必要に応じてCT検査を行い、腸の壁のむくみや周囲の炎症の有無を確認することもあります。
これらの検査を総合的に行い、感染性腸炎や炎症性腸疾患、大腸がんなど他の病気と区別しながら診断を進めていきます。
虚血性腸炎の治療は、まず腸を休ませて炎症の回復を促すことが重要となります。軽症の場合には、食事を一時的に控えたり、消化にやさしい内容に調整したりしながら、安静と経過観察で改善する場合もあります。脱水がある場合や症状が強い場合には、点滴による水分補給を行うことがあります。
また、炎症の程度や感染の可能性に応じて、抗菌薬が使用されることもございます。多くの方は保存的治療で改善しますが、まれに腸の深い部分まで障害が及び、壊死や穿孔などの重い合併症を起こした場合には、外科的治療が必要となることもあります。
症状の程度や全身状態に応じて、適切な治療方針を選択することが大切となります。
虚血性腸炎は比較的予後の良い病気であり、多くの場合は適切な安静と治療によって改善が期待できるといわれています。軽症であれば数日から1〜2週間ほどで症状が落ち着くこともあります。
しかし、血便や腹痛がある状態を自己判断で放置してしまうと、他の病気との区別がつかず、重症化のサインを見逃す可能性もあります。また、症状が改善したように見えても、大腸粘膜の回復には一定の時間がかかることがあります。
そのため、症状が出た場合には一度しっかりと診察を受け、必要に応じて検査や経過観察を行うことが大切となります。
虚血性腸炎は一度きりで終わる方も多い一方で、体質や背景要因によっては再発することもあります。特に、便秘が続きやすい方、脱水を起こしやすい方、動脈硬化のリスクが高い方では再発の可能性が高まることがあります。
また、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの基礎疾患がある場合には、血管への負担が続くことで再発につながることもあります。
再発を防ぐためには、便秘を予防すること、水分をしっかり摂ること、無理ない排便習慣を整えることが重要となります。生活習慣を見直しながら、必要に応じて医師と相談して予防に取り組むことが大切です。
食事そのものが虚血性腸炎の直接の原因になるわけではありませんが、発症や回復には間接的に関わることがあります。たとえば、食物繊維の不足や水分不足によって便秘が続くと、腸内圧が高まり、虚血性腸炎の一因になることがあります。
また、発症後の回復期には腸を刺激しにくい食事を心がけることが大切です。
症状が強い時期には、脂っこいものや刺激の強い食べ物、消化に負担のかかる食品を避け、やわらかく消化しやすい食事を選ぶことが望まれます。
虚血性腸炎そのものが直接大腸がんの原因になるわけではありません。しかし、血便や腹痛、便通異常といった症状は大腸がんを含む他の大腸疾患でもみられるため、症状だけで区別することはできません。そのため、特に初めて血便が出た場合や、症状が長引く場合には、大腸内視鏡検査によって原因をしっかり確認することが重要となります。
また、虚血性腸炎と思われる症状であっても、背景に別の病気が隠れている可能性もあるため、自己判断せずに適切な検査を受けることが大切となります。
大腸の状態を正確に把握することが、安心にも早期発見にもつながりますので、自己判断することなく大腸カメラ検査を受けるようにしましょう。
突然の腹痛や血便、下痢がみられた場合には、早めの受診が望まれています。特に、腹痛のあとに血の混じった便が出た場合は、虚血性腸炎を含めた大腸の病気が疑われるため、できるだけ早く医療機関に相談することが大切です。
また、出血量が多い場合、痛みが強い場合、発熱や吐き気を伴う場合、食事や水分が十分に取れない場合には、より早急な対応が必要となります。
高齢の方や基礎疾患のある方では重症化しやすいこともあるため、軽く考えずに受診することが重要です。早期に診断し適切に対応することで、症状の悪化や合併症を防げる可能性が高まりますので、放置せず医療機関に相談をするようにしましょう。
当院では内視鏡技術を磨き続けて20年以上の内視鏡医が虚血性腸炎に対する治療や検査を実施しております。患者様の状態にあわせて適切な虚血性腸炎の治療方法をご提案させていただきます。
虚血性腸炎以外でも、血便、下痢、腹痛、便秘、胃もたれ、胸やけなどでお悩みの方は札幌市北区にあるさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。




