

当院では内視鏡技術を磨き続けて20年以上の内視鏡医師が胃がんの診断および検査を実施しております。患者様の状態にあわせて適切な胃がんの治療方法をご提案させていただきます。
胃がん以外でも、胃カメラ検査・胃内視鏡検査・胸焼け・胃もたれ・胃酸の逆流・逆流性食道炎・胃潰瘍・ピロリ菌などでお悩みの方は札幌市北区にあるさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。
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胃がんは、胃の粘膜に発生する悪性腫瘍で、日本でも多くの方が罹患する病気です。
胃がんは、初期には自覚症状が乏しく、進行してから食欲低下や体重減少、胃痛、吐き気、黒色便などの症状が現れます。
胃がんは進行度によって「早期胃がん」と「進行胃がん」に分けられ、早期に発見できれば内視鏡治療や腹腔鏡手術などで治癒が期待できますが、進行するとリンパ節や他臓器へ転移しやすく、治療が複雑になります。
そのため、定期的な胃カメラ検査による早期発見が、予後を大きく左右すると言われています。
胃がんの最大のリスク要因は、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の感染です。長期的な感染により慢性胃炎や萎縮性胃炎が進行し、がん化のリスクが高まります。
さらに、塩分の多い食事や喫煙、飲酒、過剰なストレス、不規則な生活習慣も発症に関与します。家族に胃がん患者がいる場合や、既に胃潰瘍・胃ポリープの既往がある方も注意が必要となります。
胃がんは、ピロリ菌除菌によってリスクを下げることが可能ですが、除菌後も定期的な胃カメラ検査は欠かせません。
胃がんの初期段階では、多くの場合はっきりとした症状が出ません。
しかし、進行するにつれて胃痛や胃もたれ、食欲不振、吐き気、体重減少、貧血による倦怠感、黒色便などの症状が現れることがあります。
これらの症状は胃炎や胃潰瘍でも見られるため、自己判断が難しい点が特徴となります。
「最近食欲が落ちた」「体重が急に減った」「慢性的な胃の不調が続く」と感じた場合は、早めに胃カメラ検査を受けて原因を調べることが大切です。
胃がんが疑われる場合、もっとも重要なのは胃カメラ検査です。
胃の粘膜を直接観察し、異常部位があれば組織を採取して病理検査を行い、がんかどうかを確定します。
必要に応じて腹部CTや超音波検査で転移の有無を確認し、病期(ステージ)を診断します。
また、血液検査で貧血や腫瘍マーカー(CEA・CA19-9)の値を確認することもあります。
これらの検査結果をもとに、手術・内視鏡治療・化学療法などの方針を決定します。
胃がんの治療方法としては、がんの進行度と広がりに応じた外科手術や内視鏡治療があります。
早期胃がんでリンパ節転移のリスクが低い場合は、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が選択されます。
進行している場合は胃の部分切除または全摘出術とリンパ節郭清が行われます。さらに、化学療法(抗がん剤)や分子標的薬、免疫療法が併用されることもあります。
治療後の生活の質(QOL)を考慮しながら、栄養指導やリハビリも含めた総合的なケアも必要となります。
胃がんのリスクを最も下げる方法としては、ピロリ菌感染の有無を調べ、感染があれば除菌することとなります。
また、塩分や加工食品の摂取を控え、野菜や果物をバランスよく摂ることで発症リスクを軽減できるとも言われています。さらに、禁煙・節酒、ストレスの軽減も予防に有効です。
40歳以上や胃がんの家族歴がある方は、症状がなくても定期的な胃カメラ検査を受けることが胃がんの早期発見・予防につながります。
ピロリ菌は胃がんの最大の危険因子とされ、感染者の胃がんリスクは非感染者の数倍以上と報告されています。
ピロリ菌は胃の粘膜に慢性的な炎症を引き起こし、やがて萎縮性胃炎や腸上皮化生という前がん病変を経て胃がんを発症します。
ピロリ菌の除菌によってリスクは減少しますが、ゼロにはなりません。そのため、除菌後も定期的な内視鏡検査を継続することが重要となります。
さっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックでは、ピロリ菌検査・除菌治療と胃カメラ検査を組み合わせた総合的な予防を行っています。
直接的にストレスが胃がんを引き起こす証拠はありませんが、間接的な関与は無視できません。慢性的なストレスは胃酸分泌を乱し、胃粘膜を傷つけやすくします。
また、生活リズムの乱れや喫煙・飲酒の増加といった行動変容を介して、胃がんリスクを高める場合もあります。
さらに、ストレスで胃の不調を感じると「単なる胃炎だろう」と放置し、受診が遅れるケースもあります。
そのため、胃がんを予防するためにはストレス対策と定期検査の両方が重要となります。
胃がんの治療薬には抗がん剤や分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬があります。
抗がん剤は吐き気・脱毛・倦怠感・骨髄抑制(白血球減少)などを起こすことがあります。
分子標的薬は高血圧や手足のしびれ、免疫療法は自己免疫性の副作用(皮膚炎や腸炎)が起こる可能性があります。
副作用の程度には個人差があるため、治療中は症状を医療スタッフと共有し、支持療法や投与量の調整で生活の質を維持することが大切と言われています。
※胃がんの治療が必要な場合には連携医療機関にご紹介させて頂きます。
はい、胃がんは定期的な検診で早期発見することが可能となります。
特に胃カメラ(内視鏡検査)は、胃の粘膜を直接観察できるため、微小ながんも発見でき、同時に組織検査も行うことができる検査です。
胃がんの検診としては、バリウム検査も有効ですが、胃カメラと比べると精度が落ちるといわれています。
札幌市では50歳以上を対象に2年に1回の胃がん検診が推奨されていますが、ピロリ菌感染歴や家族歴がある方は、医師の判断にて1年に1回のように検査頻度を高めることも考慮されます。
症状がなくても検診を継続することが、胃がんの早期発見に繋がります。
当院では内視鏡技術を磨き続けて20年以上の内視鏡医師が胃がんの診断および検査を実施しております。患者様の状態にあわせて適切な胃がんの治療方法をご提案させていただきます。
胃がん以外でも、胃カメラ検査・胃内視鏡検査・胸焼け・胃もたれ・胃酸の逆流・逆流性食道炎・胃潰瘍・ピロリ菌などでお悩みの方は札幌市北区にあるさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。