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黒色便(タール便)のよくある質問~札幌市・札幌駅周辺で黒色便(タール便)でお悩みの方へ~

黒色便(タール便)のよくある質問~札幌市・札幌駅周辺で黒色便(タール便)でお悩みの方へ~
投稿日
2025.10.03
更新日
2025.10.03

札幌市・札幌駅周辺で黒色便(タール便)でお悩みの方へ

当院では内視鏡技術を磨き続けて20年以上の内視鏡医師が黒色便(タール便)の診断および検査を実施しております。患者様の状態にあわせて適切な黒色便(タール便)の治療方法をご提案させていただきます。

黒色便(タール便)以外でも、胃カメラ検査・胃内視鏡検査・胸焼け・胃もたれ・胃酸の逆流・胃がん・逆流性食道炎・胃潰瘍・ピロリ菌・胃炎などでお悩みの方は札幌市北区にあるさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。

黒色便(タール便)に関するご相談

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よくある質問

質問を押していただくと、その質問内容の回答が下に表示されます。

Q.
黒色便(タール便)とはどのような症状ですか?
A.

黒色便とは、便が黒く変色し、見た目がタール(アスファルトのような黒光りした状態)になることを指します。

通常の食事では便が濃い褐色になることはありますが、タール便は独特の光沢と粘り気を伴うことが多く、強い異臭を感じるのも特徴となります。

黒色便(タール便)は、胃や十二指腸など上部消化管からの出血が原因であることが多く、血液が消化液と反応して黒く変化します。

黒色便(タール便)を放置すると命に関わる可能性があるため、発見した場合は早急に消化器内科を受診する必要があります。

Q.
黒色便はどんな病気が原因で起こるのですか?
A.

黒色便の代表的な原因は胃潰瘍や十二指腸潰瘍ですが、それ以外にも胃癌、びらん性胃炎など、さまざまな病気が関与している場合があります。

特に胃癌や食道癌のように悪性腫瘍が原因の場合もあるため、「単なる便の色の変化」と軽視するのは危険な症状です。

さらに、抗血小板薬や抗凝固薬といった薬の影響で出血しやすくなり、黒色便が出現するケースも少なくありません。

黒色便(タール便)の原因は多岐にわたるため、早めに内視鏡検査で確認することが重要となります。

Q.
食べ物や薬でも黒色便になることはありますか?
A.

はい、鉄剤を内服している方や、便秘薬の中でも酸化マグネシウムや活性炭を含むものを服用している方では、便が黒くなることがあります。

また、ブルーベリーやイカスミ、ほうれん草など色素の濃い食品を大量に摂取した場合にも黒っぽい便になることがあります。これらは出血に伴うタール便とは異なり、光沢や独特の悪臭を伴わないことが多いのが特徴です。

しかし、自己判断では区別が難しいため、出血の可能性を否定できない場合には、必ず医療機関で相談するようにしましょう。

Q.
黒色便が出たらすぐに病院へ行った方が良いですか?
A.

黒色便は「上部消化管出血」を示唆する重要なサインであり、消化器内科での早急な診断が必要となります。

特に、ふらつきや冷や汗、動悸、血圧低下、意識がぼんやりするなどの症状を伴う場合は、大量出血の可能性があるため救急外来を受診してください。

黒色便は一度だけではなく、何日か続くこともありますが、たとえ一回でも見られた場合は軽視してはいけません。

しばらく様子を見ようと判断すると病状が進行してしまう危険性があるため、できるだけ早めの受診を心がけましょう。

Q.
胃カメラでは黒色便の原因がわかりますか?
A.

はい、胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は黒色便の原因を特定するための最も有効な検査となります。

胃カメラ検査では、胃や食道、十二指腸の粘膜を直接観察でき、出血源を探すことが可能となります。

出血が見つかった場合には、止血処置をその場で行うことも可能です(当院では止血できません)。

そのため、黒色便が出現した際には、胃カメラを通じて「診断と治療」を兼ねた対応を行うようにしましょう。

Q.
黒色便があるときに血液検査でわかることはありますか?
A.

血液検査では、出血の影響で貧血が進行していないかを確認できます。

特にヘモグロビン値が低下している場合は、消化管からの出血が続いている可能性が高く、輸血が必要になることもあります。

また、肝機能や腎機能、凝固機能などを調べることで、出血の背景にある肝硬変や薬剤の影響を把握できる場合もあります。

血液検査だけで出血源を確定することはできませんが、血液検査も黒色便の重症度を把握するうえで非常に重要な検査です。

Q.
黒色便が出ても痛みがない場合は心配ないですか?
A.

黒色便は、たとえ腹痛や胸やけなどの自覚症状がなくても重大な病気のサインである可能性があります。

例えば、胃癌や食道静脈瘤破裂は初期に痛みを伴わないことが多く、症状が出たときにはすでに病状が進行していることも珍しくありません。

痛みがないから大丈夫と考えるのは非常に危険であり、黒色便が確認された時点で必ず医療機関で精密検査を受けるようにしましょう。

また症状の有無にかかわらず、便の色の変化をしっかり観察することが大切です。

Q.
黒色便は市販薬で改善できますか?
A.

黒色便そのものを市販薬で改善することはできません。

整腸剤や下痢止め、胃薬を服用しても、根本的な原因である消化管出血が解決しなければ意味がありません。

市販薬で一時的に症状が和らぐことがあっても、出血が続いていれば貧血やショックに至る危険があります。

黒色便は自己判断で薬を飲んで様子をみる症状ではなく、必ず医療機関で診断と適切な治療を受ける必要があります。

Q.
黒色便を予防する方法はありますか?
A.

完全に黒色便を防ぐことは難しいですが、リスクを減らすためにできることはあります。

例えば、胃潰瘍や胃炎を起こしやすいNSAIDs(鎮痛薬)やアスピリンを服用している方は、必ず医師に相談し、胃粘膜を保護する薬を併用することなどがあります。

また、ピロリ菌感染の有無を調べ、陽性の場合は除菌治療を行うことで潰瘍や出血のリスクを大きく下げられます。

生活習慣では、過度の飲酒や喫煙を避け、バランスのよい食生活を心がけることも大切となります。

Q.
黒色便が出てから治療までの流れはどうなりますか?
A.

黒色便で受診すると、胃カメラで出血源の特定と止血処置を行います。必要に応じて、血液検査などを行い貧血の状態を評価する場合もあります。

また、入院などで点滴や輸血で体調を安定させながら治療を継続することもあります。

黒色便の原因が潰瘍であれば薬物治療を行い、癌や腫瘍が原因であれば手術や内視鏡治療が検討されます。

 

 

札幌市・札幌駅周辺で黒色便(タール便)でお悩みの方へ

当院では内視鏡技術を磨き続けて20年以上の内視鏡医師が黒色便(タール便)の診断および検査を実施しております。患者様の状態にあわせて適切な黒色便(タール便)の治療方法をご提案させていただきます。

黒色便(タール便)以外でも、胃カメラ検査・胃内視鏡検査・胸焼け・胃もたれ・胃酸の逆流・胃がん・逆流性食道炎・胃潰瘍・ピロリ菌・胃炎などでお悩みの方は札幌市北区にあるさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。

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