

当院では内視鏡技術を磨き続けて20年以上の内視鏡医師が機能性ディスペプシアの診断および検査を実施しております。患者様の状態にあわせて適切な機能性ディスペプシアの治療方法をご提案させていただきます。
機能性ディスペプシア以外でも、胃カメラ検査・胃内視鏡検査・胸焼け・胃もたれ・胃酸の逆流・胃がん・逆流性食道炎・胃潰瘍・ピロリ菌などでお悩みの方は札幌市北区にあるさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。
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機能性ディスペプシアとは、胃や十二指腸に潰瘍やがんといった明らかな異常がないのに、胃の痛みや不快感、膨満感などが長く続く病気です。
検査で異常が見つからないにもかかわらず症状が続くため、「胃の不調があるのに原因がわからない」という方に多くみられます。
若い方でも発症することが多く、命に関わる病気ではありませんが、生活の質を大きく下げてしまうのが特徴です。
胃炎や胃潰瘍では、内視鏡検査で粘膜に炎症や潰瘍といった病変が確認されます。
一方、機能性ディスペプシアでは同じような胃の痛みや胃もたれがあっても、検査をしてもはっきりとした器質的な異常は見つかりません。
症状の強さと検査結果の間にずれがあることが、この病気の大きな特徴です。
原因は一つに決まっているわけではなく、いくつかの要因が重なって発症すると考えられています。
胃の動きが悪く食べ物をうまく送り出せないことや、胃酸に対して粘膜が敏感になっていること、さらにはストレスや自律神経の乱れが深く関わっています。
また、ピロリ菌感染後の胃の変化や、過敏性腸症候群のような他の消化管の機能異常と関連することも知られています。
食後にすぐお腹がいっぱいになってしまったり、胃が重く張った感じが続いたりするタイプと、みぞおちに痛みや灼けるような不快感を感じるタイプに分けられます。
その他にも吐き気や食欲不振、胃もたれが続くことがあり、症状が慢性的に続くため仕事や日常生活に影響が出てしまうことも少なくありません。
診断のためには、まず胃潰瘍や胃がんといった重大な病気がないことを確認することが大切です。
そのために胃カメラ検査で胃や十二指腸の粘膜を直接観察し、必要に応じてピロリ菌の有無を調べる検査や血液検査が行われます。
こうした検査で異常が見つからなかった場合に初めて「機能性ディスペプシア」と診断されます。
治療の中心となるのは薬による治療と生活習慣の改善です。
薬では、胃酸を抑える薬や胃の動きを整える薬、場合によっては漢方薬や心身の緊張を和らげる薬が使われます。
また、食事のリズムを整え、脂っこいものや香辛料を控え、ゆっくり食べるといった生活習慣の工夫も重要です。
十分な睡眠をとり、ストレスを減らすことも症状の改善につながります。
※アコファイドというお薬が機能性ディスペプシアにはよく効きます。しかしアコファイドを処方させて頂く場合には、先に胃カメラ検査を受けていただく必要がございます。
治療中や症状が強いときには、胃への負担をできるだけ減らす食事が勧められます。
油っぽいものや刺激の強い食べ物、カフェインやアルコールは避け、消化のよい食事を少しずつ摂るようにしましょう。
また、早食いや食べすぎは胃に負担をかけるため、よく噛んでゆっくりと食べることも大切です。
強いストレスは自律神経の働きを乱し、胃の動きや胃酸分泌に影響を及ぼします。そのため精神的なプレッシャーが続くと症状が悪化しやすい傾向があります。
ストレスを完全になくすことは難しいですが、運動や趣味などで気分転換を図ることや、十分な休養をとることが治療の一環となります。
機能性ディスペプシアそのものが直接がんに進行することはありません。
しかし、胃がんや胃潰瘍でも同じような症状が出るため、自己判断で放置するのは危険です。
症状が続く場合は必ず胃カメラ検査を受け、重大な病気が隠れていないことを確認することが大切です。
症状は一度よくなっても再び出てくることがあります。
再発を防ぐためには、規則正しい生活を心がけ、禁煙や節酒を意識し、ストレスをうまくコントロールすることが重要となります。
ピロリ菌に感染している場合には除菌治療を受けることも勧められます。
また、症状が再び現れたときには早めに消化器内科医に相談し、必要に応じて再検査や治療を受けるようにしましょう。
当院では内視鏡技術を磨き続けて20年以上の内視鏡医師が機能性ディスペプシアの診断および検査を実施しております。患者様の状態にあわせて適切な機能性ディスペプシアの治療方法をご提案させていただきます。
機能性ディスペプシア以外でも、胃カメラ検査・胃内視鏡検査・胸焼け・胃もたれ・胃酸の逆流・胃がん・逆流性食道炎・胃潰瘍・ピロリ菌などでお悩みの方は札幌市北区にあるさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。