

当院では内視鏡技術を磨き続けて20年以上の内視鏡医師が食道がんの診断および検査を実施しております。患者様の状態にあわせて適切な食道がんの治療方法をご提案させていただきます。
食道がん以外でも、胃カメラ検査・胃内視鏡検査・胸焼け・胃もたれ・胃酸の逆流・胃がん・逆流性食道炎・胃潰瘍・ピロリ菌などでお悩みの方は札幌市北区にあるさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。
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食道がんは、食道の粘膜に発生する悪性腫瘍です。
食道は口から胃へと食べ物を運ぶ管で、食道にできるがんは飲み込みに関わるため、症状が現れると生活の質に大きな影響を与えます。
食道がんには大きく「扁平上皮がん」と「腺がん」があり、日本では喫煙や飲酒に関連する扁平上皮がんが多い傾向にあります。
初期には自覚症状が乏しく、進行してから気づくことが多いため、早期発見が重要な病気です。
胃がんや大腸がんと比べると、食道がんは粘膜が薄い部位に発生するため、早期に周囲へ浸潤しやすく、リンパ節や肺・肝臓などへの転移が早く起こりやすい特徴があります。
また、飲酒・喫煙との関連が強い点も特徴です。
胃がんではピロリ菌、大腸がんでは食生活や遺伝が大きく関与しますが、食道がんでは生活習慣、特にアルコールとたばこが大きなリスク因子となります。
最大のリスクは喫煙と多量の飲酒です。
特にアルコールを分解する酵素(ALDH2)の活性が弱い体質の人は、飲酒によって食道粘膜が傷つきやすく、がんの発症リスクが高まります。
また、熱い飲み物の習慣、野菜不足、肥満、逆流性食道炎、バレット食道も腺がんのリスクとなります。
複数の要因が重なることで発症リスクはさらに高まるため、生活習慣の見直しが重要です。
初期にはほとんど症状がなく、進行すると「食べ物がつかえる感じ(嚥下障害)」が代表的な症状です。
その他、胸の違和感、しみるような痛み、胸やけ、体重減少、嗄声(声のかすれ)、咳、出血による吐血や黒色便などが現れることもあります。
症状が出た段階では進行しているケースも多く、早期発見には検診や内視鏡が不可欠です。
診断の基本は胃カメラ(上部消化管内視鏡)です。内視鏡で直接粘膜を観察し、病変が疑われる場合は組織を採取して病理検査を行います。
さらに、がんの広がりを調べるためにCT、PET、超音波内視鏡などを用いて、リンパ節や他臓器への転移の有無を確認します。
これらの検査結果をもとに進行度(ステージ)を決定し、治療方針が決まります。
治療はがんの進行度や全身状態によって異なります。
早期の段階では、内視鏡による粘膜切除術(ESD)が行われることがあります。
進行している場合は、外科手術(食道切除術)、放射線治療、抗がん剤治療、またはこれらを組み合わせた化学放射線療法が行われます。
食道がんは全身への影響も大きいため、栄養状態や体力を考慮しながら、患者さん一人ひとりに合った治療が選択されます。
治療中や治療後は、食道の通り道が狭くなったり、嚥下しにくくなったりすることがあります。
そのため、やわらかい食事やペースト状の食品を取り入れることが推奨されます。刺激の強い香辛料やアルコール、熱すぎる飲み物は避けましょう。
少量ずつゆっくり食べ、よく噛むことも大切です。栄養バランスを意識しながら、栄養士の指導を受けて工夫することも有効となります。
直接の原因とはいえませんが、ストレスは飲酒や喫煙など不健康な生活習慣を助長し、結果的にリスクを高めることがあります。
また、治療中は心身に強いストレスがかかるため、サポート体制が重要です。
札幌市のさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックでは、食道がん治療前後の生活や心理面についても配慮し、安心して治療を受けられるよう支援しています。
はい。食道の壁は薄く、早い段階から周囲に浸潤しやすいため、リンパ節や肺・肝臓などへ転移するリスクがあります。
特に進行が早いがんの一つとされており、初期に見つけることが非常に重要です。
そのため、定期的な胃カメラ検査や、症状が出た際の早期受診が転移を防ぐための第一歩になります。
治療後も再発のリスクは残るため、定期的な胃内視鏡検査やCTによる経過観察が欠かせません。
禁煙・禁酒を徹底することが最も重要であり、同時に栄養バランスのとれた食事や規則正しい生活も再発防止につながります。
また、消化器内科医の指示に従って適切なタイミングで検査を受けることで、再発を早期に発見し治療につなげることができます。
当院では内視鏡技術を磨き続けて20年以上の内視鏡医師が食道がんの診断および検査を実施しております。患者様の状態にあわせて適切な食道がんの治療方法をご提案させていただきます。
食道がん以外でも、胃カメラ検査・胃内視鏡検査・胸焼け・胃もたれ・胃酸の逆流・胃がん・逆流性食道炎・胃潰瘍・ピロリ菌などでお悩みの方は札幌市北区にあるさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。