

●食べ物が喉や胸につかえる感覚がある
●食事中や飲み込む際に痛みを感じる
●体重が急激に減少する
●声がかすれたり、出しにくくなる
●胸や背中に違和感や痛みがある
●持続的な咳が出る
●吐き気や嘔吐を伴うことがある
●血痰や黒い便が見られることがある
●食欲が低下し、食事の量が減る
上記のような症状がある場合には、食道がんの疑いがあります。食道がんは初期症状がほとんどない病気として知られています。そのため、些細な症状でも気になることがあれば早めの検査が重要となります。
気になる症状があれば札幌にあるさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでお早めにご相談ください。
食道がんは、食道の内側を覆う粘膜細胞が異常増殖し、悪性腫瘍を形成する病気です。食道がんは大きく「扁平上皮がん」と「腺がん」の2種類に分類されます。
日本では扁平上皮がんが多く、これは主に喫煙や飲酒、熱い飲食物の摂取による食道粘膜の慢性的な刺激が原因とされています。一方、欧米では腺がんの割合が高く、これは胃酸の逆流による慢性的な炎症が原因となり、バレット食道を経て発生することが知られています。
食道は粘膜の下にリンパ管が発達しており、がんが早期から周囲の組織へ浸潤しやすい特徴があります。そのため、食道がんが発見された時点でがんが進行しているケースが多く、治療が難しくなる傾向にあります。
早期の段階ではほとんど自覚症状がなく、胃がん検診などで偶然発見されることもありますが、進行すると食べ物のつかえ感や体重減少などの症状が現れます。
食道がんの症状は、がんの進行度によって異なります。初期の段階では無症状であることが多く、胃がん検診(胃カメラ検査)で偶然発見されることもありますが、進行するとさまざまな症状が現れます。
食道がんの最も代表的な症状は、食べ物を飲み込む際の違和感やつかえ感です。初期には固形物で感じることが多いですが、進行すると液体でも飲み込みにくくなります。
がんが食道の壁を超えて周囲の組織に広がると、胸の中央付近に痛みや圧迫感を感じることがあります。特に食事中や嚥下時に痛みがある場合は、食道がんの進行が考えられます。
食道がんが声帯を動かす神経に影響を与えると、声がかすれたり、出しにくくなったりすることがあります。特に、持続的な声のかすれがある場合は、胃カメラ検査が必要となります。
食道がんが進行すると、嚥下障害により食事量が減少し、栄養不足から急激な体重減少が見られます。半年間で5kg以上の体重減少がある場合は、医師の診察を早めに受けましょう。
がんが進行して食道の血管を侵食すると、吐血や血痰が見られることがあります。また、消化管を通じて排出された血液が便に混ざることで、黒色便(タール便)が出ることもあります。
食道がんの発生には、遺伝的要因よりも生活習慣や環境要因が大きく関与していることが知られています。特に、喫煙と飲酒が二大リスク要因とされており、これらを併用することでリスクがさらに増大してしまいます。
タバコに含まれる発がん物質は、食道の粘膜を直接傷つけ、慢性的な炎症を引き起こします。長期間の喫煙は、食道がんの発生率を大幅に高めると報告されています。
アルコールの代謝過程で生成されるアセトアルデヒドは強い発がん性を持ち、特に日本人に多いALDH2不活性型(顔が赤くなる方などいわゆるお酒に弱い体質)の人は、アセトアルデヒドの影響を受けやすく、食道がんのリスクが非常に高くなります。
熱い飲み物や食べ物を頻繁に摂取すると、食道粘膜が繰り返し損傷を受け、食道がんのリスクが高まるとされています。特に70℃以上の熱い飲み物を習慣的に摂取する人は、食道がんの発症率が高くなると言われています
バレット食道を経て食道腺がんのリスクが大幅に増加します。
バレット食道とは、食道の粘膜が胃の粘膜に近い細胞へと変化する状態を指します。バレット食道の状態が持続すると食道がん(腺がん)になる可能性が高くなると言われています。
バレット食道を持つ人は、食道がんの発症リスクが高いため、年1回の胃内視鏡検査を受けることが推奨されます。早期発見ができれば、内視鏡的治療でがんを完全に取り除くことも可能です。
食道がんは生活習慣と密接に関わっており、予防と早期発見が極めて重要です。喫煙・飲酒の見直しや、定期的な胃がん検診(胃カメラ検査)を受けることで、食道がんのリスクを大幅に下げることができます。
胃カメラ検査は、内視鏡(カメラ付きの細長い管)を使って、食道、胃、十二指腸の内部を直接観察する検査です。
胃カメラ検査を通じて、胃の粘膜や食道、十二指腸の状態をリアルタイムで確認することができ、病変や異常を早期に発見するのに非常に有効となります。胃カメラ検査を受けることで食道がんに対する適切な治療を受けることができます。
【胃カメラ検査とは】
当院では、患者さんの負担を軽減するため、さまざまな工夫を行っています。
当院では年間2,000件以上の胃カメラ検査を実施しております。患者様に安心して胃カメラ検査を受けて頂けるようにひとり一人に最適な検査を実施させていただきます。
風邪をひいたときの診察で、舌の奥をヘラみたいなもので押されて「オエッ」となりそうな経験をしたことがあると思います。これを咽頭反射(いんとうはんしゃ)といいますが、口から内視鏡を入れる場合は、多少なりともこうした咽頭反射が起こります。
ところが、鼻から入れる場合は内視鏡が舌の根元に触れないので、ほとんど吐き気をもよおすことなく検査を受けることができます。
胃カメラ検査自体の時間は5〜10分程度で終了します。検査後の休憩時間を含めても、40分~1時間ほどで終了となります。
当院では鼻からの胃カメラ検査を実施しております。鼻から内視鏡を挿入することで嘔吐反射が少なく、楽に検査を受けていただけます
鼻から行うカメラのスコープは極細径スコープで、太さはわずか5.0-6.0mmで、今までの口から行う内視鏡スコープのおよそ半分の先端径による『経鼻内視鏡』です。更に鼻の中の屈曲に適したしなやかさがあり、無理なく検査を行うことができます。
また、鼻からの挿入が困難で、口からの検査に変更した場合でも、従来の胃カメラより細いため、検査による苦痛がかなり軽減されます。
口から内視鏡を入れると、口がふさがってしまうために検査中は話ができません。
しかし、鼻から入れる場合は口を自由に動かせますので、検査をしている医師と「痛くありませんか?」「はい、大丈夫です」というような会話ができます。
気になったことをその場で確認できるので、安心して検査を受けられます。
鼻からの内視鏡では、薬を鼻腔(びくう)へスプレーをして鼻を通りやすくし、また局部麻酔を行いますが、鼻の中に注射するようなことはありません。麻酔に用いる薬が少量であるため、体への負担も少なく、検査終了後30-60分で水を飲んだり食事をしたり、車を運転することもできます。
胃カメラ検査中の不快感を軽減するために、鎮静剤の使用が可能となります。意識がぼんやりとした状態で検査を受けることができるため、リラックスして検査を受けられます。ご希望の方はお気軽にご相談ください。
食道がんは、食道の粘膜細胞が異常増殖し、悪性腫瘍を形成する疾患です。日本では特に扁平上皮がんが多く、主な原因は喫煙や飲酒、熱い飲食物の摂取による粘膜の慢性的な刺激となります。
食道がんの初期は無症状のことが多いですが、進行すると嚥下障害(食べ物のつかえ感)、胸の痛み、体重減少、声のかすれなどが現れます。
当院では、経験豊富な医師による食道がんに関するご相談を実施しております。ホームページまたはお電話にて診察のご予約が可能となります。
些細な症状でも北海道札幌市中央区北7条西5丁目7−6 札幌北スカイビル 4階にあるさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。(電話:011-700-1110)
がんで亡くなる人をゼロにしたい
早期発見できれば完治できる可能性が高いと言われる胃がん・大腸がん。それなのにがんで亡くなる方が年々増えています。1人でも多くの方に検査を受けていただくことで、がんで亡くなってしまう方を減らせるはず。胃がんや大腸がんで亡くなる方を、本当に・・ゼロにしたいと思っているのです。大腸内視鏡検査で辛い思いをしたことがある人も、初めて検査を受けられる方も安心して当院に来ていただければと思います。まずはどうぞお気軽に、相談だけでもしてみてください。
【所属学会・資格】
● 日本外科学会認定医
● 内痔核4段階注射認定医
● 日本外科学会
● 日本臨床外科学会
● 日本消化器病学会
● 日本大腸肛門病学会
● 日本消化器内視鏡学会
● 日本消化器がん検診学会