大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)
- 投稿日
- 2023.10.31
- 更新日
- 2023.11.13
- 大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)とは
- このような方は大腸カメラ検査を受けましょう
- 大腸カメラ検査で発見できる可能性のある病気
- 当院の大腸カメラ検査の特徴
- 大腸カメラ検査の流れ
- 大腸カメラ検査前の診察予約
大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)とは
大腸カメラ検査とは、先端に高性能カメラが搭載された細い管(スコープ)を肛門から挿入し、大腸の内側を直接観察する検査です。大腸カメラ検査は、「大腸がんを早期に発見することのできる検査」で、「最も診断精度の高いもの」と言われています。大腸がん、大腸ポリープ、大腸からの出血や大腸内の炎症などを発見する検査となります。当院では、内視鏡歴20年の医師による安全性の高い大腸検査を提供しています。また、ご希望に応じて鎮静剤を用いた痛みを抑えた大腸カメラ検査も実施しております。
このような方は大腸カメラ検査を受けましょう
- 健康診断で便潜血陽性の判定を受けた
- 血便や下血が出る
- 便秘と下痢を繰り返す
- 貧血が続く
- 黒い便やアメーバ状の便が出る
- 大腸ポリープを切除したことがある
- 大腸がんになったことがある
- ご家族に大腸がんの方がいる
- 40歳以上で一度も大腸カメラ検査を受けたことがない
上記に該当する方は、大腸がんなどの重篤な疾患である場合もあります。些細な症状でも我慢することなくさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでご相談ください。
▼▼大腸カメラ検査前の診察予約はこちら▼▼
■大腸カメラ検査で発見できる可能性のある病気
- 大腸がん
- 大腸ポリープ
- 虚血性大腸炎
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病
- 大腸がん
- 感染症腸炎
- 痔(切れ痔・いぼ痔)
- 直腸がん
- 大腸憩室出血
【大腸がん】
大腸がんとは、大腸に発生するがんのことを言います。大腸がんは大腸ポリープと密接に関係しており、腺腫といわれる良性のポリープががん化することで大腸がんになるといわれています。早期の大腸がんは、自覚症状がほとんどないと言われています。便潜血陽性や血便、40歳以上で一度も大腸カメラ検査を受けたことが無い方は、さっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでお早めにご相談ください。
【大腸ポリープ】
大腸ポリープとは、大腸の粘膜にできる隆起物のことをいいます。大腸ポリープと便が擦れることで、大腸から出血することがあります。大腸ポリープは放置をするとがん化し、大腸がんになる可能性があります。便潜血検査で陽性判定を受けた方は、お早めに札幌市にある当院までご相談ください。
▼▼大腸カメラ検査前の診察予約はこちら▼▼
■当院の大腸カメラ検査の特徴
【当院の内視鏡検査】
さっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックの大腸内視鏡は、「痛みが少ない」「辛さが少ない」を極めた検査が特徴です。
大腸内視鏡は前提として技術の習得が難しく、医師の経験と技量の差が出やすい分野とされています。
最新のハイビジョン内視鏡(オリンパス社)を使用して、盲腸から肛門の裏まで詳しく観察。大腸がんやポリープ、炎症性腸疾患など、画像診断を行います。
大腸ポリープには一部が癌だったり、がんになる可能性のあるタイプがありますので、ポリペクトミーといって切除した方がよい場合が多くあります。サイズと存在場所が問題になりますが、当院で切除可能なタイプであれば、検査中に切除します。大腸の粘膜には痛みの神経がない為、痛みはありませんのでご安心ください。
当院では胃カメラと大腸カメラを同日に検査を受けることが可能です。
胃カメラのための喉の表面麻酔の後、なにもなければ、所要時間は40分間ほどで終了します。
当院では内視鏡検査に対して患者様の不安を取り除くために、ご希望のある方へは短時間作用する、ごく軽い麻酔薬を使用しております。また、基本的には鎮静剤を使用し、ウトウト、あるいは眠っている間に検査を行いますのでより苦痛なく検査を終えることが可能です。鎮静剤を希望されない方には鎮静剤なしでの検査も可能です。そのような方は検査後検査結果をお伝えしたあと、すぐにご帰宅いただけます。
JR札幌駅から徒歩3分、地下鉄「さっぽろ駅」から徒歩約7分の立地で市外にお住まいの方も、市内にお住まいの方にとってもアクセス良好です。
お仕事をされている方でも事前診察に受診しやすい診療時間の設定ですので、まずはお気軽にご相談ください。皆さまのご来院をお待ちしております。(夕刻以降の内視鏡検査はできません)
⑨内視鏡検査の立ち合い
当院ではご家族(もしくは同等の関係性)の方にかぎり、患者様ご本人の同意があれば1名様のみ検査に立ち会うことが可能です。
▼▼大腸カメラ検査前の診察予約はこちら▼▼
■大腸カメラ検査の流れ
1 初回診察日の予約
当院では痛みの少ない内視鏡検査を行っており、おかげさまで多くの患者様にご来院いただいております。 そのため、検査をご希望の場合には、事前のご予約が必要となります。
2 初回診察/大腸内視鏡検査の説明/検査日最終確定
・初回診察
初回診察時、ご不安なことがあればお知らせください。
・大腸内視鏡検査の説明
大腸内視鏡検査時の説明、及び、検査前日までの食事や注意事項等説明させていただきます。
・検査日最終確定
実際の検査日の最終確定をいたします。
3 検査前日まで
●3~4日前
消化の悪い食べ物を摂らないようにしてください
腸内に残りやすいものは避けてください。
例:海藻類、きのこ類、繊維の多い野菜(根野菜、葉野菜)、種のある果物、ごま、こんにゃく
●検査前日
水分を多めに摂取してください。水、お茶、スポーツ飲料などの水分を多めに摂取してください。牛乳などの乳製品、アルコール類、果肉入りジュースは避けてください。
【大腸カメラ検査が午前の方】
前日の朝食は消化の良いお食事をお取りください
※素うどん、そば、おかゆなど
前日の昼食と夕食は、検査食をお取りください。
※夕食は午後9時までにお済ませください
- 検査当日
当日の朝食はお控えください
【大腸カメラ検査が午後の方】
- 大腸カメラ検査前日
前日の朝食は消化の良いお食事をお取りください
※素うどん、そば、おかゆなど
前日の昼食も消化の良いお食事をお取りください
※素うどん、そば、おかゆなど
前日の夕食は検査食をお召し上がりください
- 大腸カメラ検査当日
当日の朝食は検査食をお召し上がりください
※検査5時間前までにお済ませください
【内服薬について】
事前診察の際に医師より説明がありますので、
大腸検査前日より指定の量を内服してください。
4 検査当日
起床後・検査4時間前
医師の指示のとおり、内服薬を内服してください。
ご自宅で準備されるほうが快適かと思います。ご不安な方は事前にご相談ください。
ご来院
検査当日は自転車、自動車の運転はできませんので、公共交通機関を利用してご来院ください。ご来院後、検査着にお着替えいただき、血圧など測定させていただきます。
5 大腸内視鏡検査
【大腸内視鏡検査】
大腸カメラ検査は10~20分間くらいです。鎮静剤をご利用の方は眠っている間、ウトウトしている間に終わってしまいます。
患者様がリアルタイムで内視鏡画像を見られるよう、小さいモニターを患者様の目の前に配置しております。
【麻酔・鎮静剤】
さっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックでは内視鏡検査に対して患者様の不安を取り除くために、ご希望のある方へは短時間作用するごく軽い麻酔薬を使用しております。
麻酔や前処置など検査前の準備には別途時間がかかりますので指定の時間にご来院いただくようお願いいたします
【ポリープ切除】
大腸検査中ポリープが発見された場合サイズと存在場所が問題になりますが、当院で可能なタイプであれば、その場で切除します。
6 検査後
検査結果説明
検査終了後、医師より検査結果についてご説明いたします。
ご帰宅
生検やポリペクトミーなど処置を行わなければ、麻酔が覚めた後から食事が可能です。
セデーション(麻酔、鎮静剤)を使うので、お車の運転はできません。ご注意ください。