血便・下血について
- 投稿日
- 2023.10.25
- 更新日
- 2023.11.13
- 下記の症状でお悩みの方へ
- 血便・下血とは
- 血便・下血の原因
- 血便・下血の種類
- 血便・下血を伴う病気
- 血便・下血の検査方法
- 血便・下血の治療方法
- 当院の大腸カメラ検査・胃カメラ検査について
- 血便や下血の方は当院へ
- 血便・下血の診察予約
■下記の症状でお悩みの方へ
- うんちに血が付着する
- 便が赤い
- 便が黒っぽい
- トイレットペーパーに血が付いてる
- 便器に血が垂れる
- 血便と一緒に、便秘や下痢が続く
- 便が残っていること感じる
- 便が細くなった
- 黒色便やタール便が出る便潜血検査で陽性と診断された
上記のような症状が見られる方は、消化管に何らかの異常がある可能性があります。 血が付いているだけと放置することなく消化器内科を受診しましょう。血便は、大腸がんなどの重篤な病気である可能性もあります。早期に発見・治療をするためにもお早めにご相談ください。
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■血便・下血とは
血便や下血とは、血液が混じった便やおしりから血が垂れることをいいます。大腸がん検診や検便によって、目では確認が難しい便への血液の付着が確認されることもあります。便潜血検査で陽性反応のかた(便潜血陽性)も札幌駅前の当院までご相談ください。
■血便・下血の原因
血便や下血の原因は、内痔核(イボ痔)や裂肛(切れ痔)などの肛門疾患や、食道・胃・十二指腸・大腸・おしりにおける病気や細菌感染などの臓器の炎症と言われています。血便・下血は、出血している場所、色、血の量などにより変わると考えられています。また、ストレス性の便秘や下痢が原因で出血する場合もあります。血便・下血の原因で一番問題なのは大腸がんです。原因を正確に判断するためには、医師による診察や大腸カメラ検査が必要となります。
■血便・下血の種類
タール便(黒色便)
タール便とは、黒っぽい便やタール状の便のことをいいます。タール便(黒色便)は、胃・十二指腸からの出血と考えられています。便が黒くなる理由は、胃酸による便の酸化と言われています。タール便が確認された方は、胃がんや胃潰瘍や十二指腸潰瘍を発症している可能性があります。重篤化する前に、さっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでご相談ください。
暗褐色便
暗褐色便とは、鮮血便よりも濁った褐色の便のことをいいます。大腸や小腸からの出血と考えられており、原因を特定するためには大腸カメラ検査を受けて頂く必要があります。
粘血便
粘血便とは、べたべたとした血液が便に混じっている状態を指します。粘血便は大腸の奥側からの出血と考えられており、潰瘍性大腸炎・クローン病(IBD・UCなど)や感染症などが原因と言われています。粘血便だけで病気を診断することは難しいために、大腸カメラ検査の受診が必要となります。
鮮血便
鮮血便とは、真っ赤な血液が付着しているような便を指します。黒色便と比べて血液の酸化が少ないために、真っ赤な血が付着した便となります。そのため、肛門に近い場所から出血している痔の可能性もあります。しかしながら、大腸がん(直腸がん)である可能性もあるために、ご自身で勝手に判断することなく札幌駅前にある当院までご相談ください。
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■血便・下血を伴う病気
便の種類 | 可能性がある病気の一例 |
タール便(黒色便) | 胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃がん |
暗褐色便 | 大腸がん・大腸ポリープ・虚血性大腸炎 |
粘血便 | 潰瘍性大腸炎・クローン病・大腸がん・感染症腸炎 |
潜血便 | 痔(切れ痔・いぼ痔)・直腸がん・大腸憩室出血 |
■血便・下血の検査方法
胃カメラ検査
口または鼻からの内視鏡スコープを挿入し、胃・食道を診断する検査となります。当院の胃カメラ検査は、①吐き気の少ない経鼻内視鏡検査、②極細径スコープ経鼻内視鏡スコープの活用、③鎮静剤を使用して眠ったまま受けられる胃カメラ検査、④鎮静剤を使わない胃カメラ検査にも対応、⑤患者様の負担を抑えた身体にやさしい上部内視鏡検査を実施しております。
大腸カメラ検査
内視鏡スコープを用いて大腸を診断する検査となります。さっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックの大腸内視鏡検査は、細いスコープを使用し、かつ、巧みな操作技術によって、「痛みが少ない」「辛さが少ない」検査となりますのでご安心ください。
■血便・下血の治療方法
血便や下血を治療するためには、原因を正確に診断することが大切となります。そのため、胃カメラ検査・大腸カメラ検査・エコー検査によって原因を特定することが重要となります。
■当院の大腸カメラ検査・胃カメラ検査について
【当院の内視鏡検査】
さっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックの大腸内視鏡は、「痛みが少ない」「辛さが少ない」を極めた検査が特徴です。
大腸内視鏡は前提として技術の習得が難しく、医師の経験と技量の差が出やすい分野とされています。
最新のハイビジョン内視鏡(オリンパス社)を使用して、盲腸から肛門の裏まで詳しく観察。大腸がんやポリープ、炎症性腸疾患など、画像診断を行います。
大腸ポリープには一部が癌だったり、がんになる可能性のあるタイプがありますので、ポリペクトミーといって切除した方がよい場合が多くあります。サイズと存在場所が問題になりますが、当院で切除可能なタイプであれば、検査中に切除します。大腸の粘膜には痛みの神経がない為、痛みはありませんのでご安心ください。
当院では胃カメラと大腸カメラを同日に検査を受けることが可能です。
胃カメラのための喉の表面麻酔の後、なにもなければ、所要時間は40分間ほどで終了します。
当院では内視鏡検査に対して患者様の不安を取り除くために、ご希望のある方へは短時間作用する、ごく軽い麻酔薬を使用しております。また、基本的には鎮静剤を使用し、ウトウト、あるいは眠っている間に検査を行いますのでより苦痛なく検査を終えることが可能です。鎮静剤を希望されない方には鎮静剤なしでの検査も可能です。そのような方は検査後検査結果をお伝えしたあと、すぐにご帰宅いただけます。
JR札幌駅から徒歩3分、地下鉄「さっぽろ駅」から徒歩約7分の立地で市外にお住まいの方も、市内にお住まいの方にとってもアクセス良好です。
お仕事をされている方でも受診しやすい診療時間の設定ですので、まずはお気軽にご相談ください。皆さまのご来院をお待ちしております。
⑨当院ではご家族(もしくは同等の関係性)のかたにかぎり、患者様ご本人の同意があれば1名様のみ検査に立ち会うことが可能です。
血便や下血の方は当院へ
血便や下血の原因が重篤な消化器疾患である場合には、早期に治療・早期に発見することが重要となります。些細な症状で我慢することなくさっぽろ駅前内科・内視鏡クリニックまでご相談ください。
血便・下血の診察予約
血便・下血でお悩みの方や便潜血陽性の方などは札幌駅から徒歩3分の当院までお気軽にご相談ください。
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