

喉の詰まり感は、ストレスや自律神経の乱れによっても引き起こされることがあります。
特に、検査をしても明らかな病変が見つからない場合、「咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)」と呼ばれる機能性の症状である場合もあります。
咽喉頭異常感症は、緊張や不安、過労、睡眠不足などが重なることで、喉や食道の感覚が過敏になり、実際には異物がないにもかかわらず違和感や詰まり感を強く感じてしまう状態となります。
消化器内科では、必要な検査を行って器質的な病気を除外した上で、生活習慣やストレス管理のアドバイスを行い、必要に応じて漢方薬や自律神経調整薬を用いた治療、または他の医療機関にご紹介をさせて頂くこともあります。