



虚血性腸炎の治療は、まず腸を休ませて炎症の回復を促すことが重要となります。軽症の場合には、食事を一時的に控えたり、消化にやさしい内容に調整したりしながら、安静と経過観察で改善する場合もあります。脱水がある場合や症状が強い場合には、点滴による水分補給を行うことがあります。
また、炎症の程度や感染の可能性に応じて、抗菌薬が使用されることもございます。多くの方は保存的治療で改善しますが、まれに腸の深い部分まで障害が及び、壊死や穿孔などの重い合併症を起こした場合には、外科的治療が必要となることもあります。
症状の程度や全身状態に応じて、適切な治療方針を選択することが大切となります。



