



虚血性腸炎は、大腸の一部に十分な血液が届かなくなることで起こります。背景には、動脈硬化による血流低下、脱水、便秘、急激な血圧低下、強いいきみなどが関与していると考えられています。
特に高齢の方では血管そのものが硬くなっていることがあり、わずかな血流変化でも腸に負担がかかりやすくなります。また、便秘によって腸の内圧が高まることも発症の一因となることがあります。
さらに、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病をお持ちの方では血管の状態が影響しやすく、虚血性腸炎のリスクが高まることもあります。
しかし、必ずしもひとつの原因だけで起こるわけではなく、複数の要因が重なって発症すると考えられています。



