



虚血性腸炎とは、大腸に流れる血流が一時的に低下することで、大腸の粘膜に炎症や傷が生じる病気です。特に左側の大腸、なかでも下行結腸やS状結腸に起こりやすいとされています。
比較的突然発症することが多く、腹痛や下痢、血便をきっかけに気がつくことが多いともいわれています。特に高齢の方に多い傾向がありますが、便秘や脱水、強いいきみ、血流低下を起こしやすい体調変化などが関与し、若い方でも発症することがあります。
多くは一過性で、適切な治療によって改善が期待できる病気ですが、重症化すると腸の深い部分まで障害が及ぶこともあるため、症状がある場合には早めの受診が大切となります。



